武蔵エンジニアリング株式会社
シンクロスピード®機能(PAT.)(以下、SS機能)は、シール剤などの線引き塗布プロセスで従来問題となっていた、描画速度の変動による塗布量の不均一さや、塗布線の太さのバラつきを、自動で解消することができる機能です。
塗布条件の細かい調整を行わずとも、一貫した品質の塗布が実現でき、生産効率の向上も期待できます。
SS機能は、ロボットの描画速度の変動に合わせて、ディスペンサーが自動的に吐出条件を最適化する機能です。
描画速度が変動した場合は、速度が上がれば塗布が細くなり、速度が下がれば塗布が太くなります。
しかし、SS機能は自動的にロボットとディスペンサーが連動し、描画速度が変動しても塗布線の太さを一定に保つことができるため、コーナーや始終点部分での塗布乱れを防ぎ、高品質な塗布を実現します。
また、描画速度を速くしても塗布形状が乱れないため、簡単に塗布タクトの短縮が可能になります。
下記ロボットシリーズに搭載されています。
ただし、ディスペンサー側にもSS機能が搭載されている必要があり、
次のディスペンサーが対応機種となります。
・JET方式のディスペンサー
・MOHNOMASTER
・SCREWMASTER
・NANOMASTER SMP-Ⅱ / SMP-Ⅲ
ロボットシリーズ