身近な製品の製造に欠かせない液体制御技術

武蔵エンジニアリングは、液体材料を定量かつ精密にコントロールする「ディスペンステクノロジー(液体制御技術)」で、日本、そして世界をリードし続けています。

そのディスペンステクノロジーを具現化したディスペンサー(ディスペンスシステム)は、スマートフォン、VR・ARゴーグル、スマートウオッチなどのモバイル機器、パソコン、タブレット、ゲーム機などのデジタル機器やTV、エアコン、冷蔵庫などの家電、さらには自動運転やEV化など技術革新が著しい自動車から、キッチン・洗面化粧室などの住設機器に至るまで、私たちの身の回りにある多くの製品の製造プロセスで使われています。また近年では、医療、医薬、バイオ、食品などの分野への適用も広がっています。

こんなところにディスペンサーが使われています

こんなところにディスペンサーが使われています

ピコ/ナノレベルの液体を制御

武蔵エンジニアリングの強みの一つは、微小領域における液体のコントロール技術です。その技術は、ピコリットル(pL:1兆分の1リットル)、ナノリットル(nL:10億分の1リットル)レベルのわずかな液体を精密に制御する世界。エレクトロニクス機器の小型化・高機能化に伴い、これらに組み込まれる半導体や電子部品には、より微細化が求められ、超微量の液体を制御する当社のユニークな技術が活用されています。

また、微小液体の制御技術は、近年注目が集まる医療・医薬・バイオの分野でも応用されています。例えば、新薬を開発するプロセスでは、化合物を何千通りにも組み合わせて試験が繰り返されます。当社のディスペンスシステムは、このようなスクリーニング工程をより正確に、より効率的に実施するために導入されています。

1pL(ピコリットル)=0.000 000 000 001L(1兆分の1リットル)

1nL(ナノリットル)=0.000 000 001L(10億分の1リットル)

ピコ/ナノレベルの液体を制御

液体を形にする精密制御技術®
世界の「ものづくり」を支える。

武蔵エンジニアリングのディスペンサー(ディスペンスシステム)は、世界中の生産工場の製造プロセスで、数多く使用いただいております。その塗布アプリケーションは多岐にわたり、多くのプロセスで高い世界シェアを誇っています。例えば、半導体のダイボンディング工程やモバイル向け液晶パネルのODF工程での世界シェアは8割以上(※)。

また、3D-WLPへのアンダーフィル、カメラモジュールへのUV硬化樹脂塗布、車載部品へのグリース塗布などでも高いシェアを担っています。
こうした高シェアを実現しているのが、多種多様な液体材料を定量かつ精密にコントロールする当社のディスペンステクノロジー、「液体を形にする精密制御技術®」なのです。

※当社の推定値。また市場や用途により異なります。

幅広い液剤・塗布形状に対応し、世界のさまざまな産業の「ものづくり」を支えています

さまざまな産業の製造工程

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